2017年9月19日火曜日

食事に関して

前回のコラムではホリスティックケアについて書きました。
そこで今回はもう少し掘り下げてホリスティックケアの観点から考える食事について書いてみます。


ホリスティックケアの基本は「食事」です。
ペットである彼らは野生とは違って人間から与えられる食べ物だけで生きています。
それなのに毎日の食事に必要な栄養素が不足していたらそのうち健康を害してしまいます。
もし、粗悪な食材が使われていたら必要なエネルギーが不足したり、消化吸収が十分にできずにトラブルを起こしてしまいます。
また、おいしくなかったら食べる楽しみを感じられず、食事が苦痛な時間になってしまいます。

ホリスティックケアの考え方をふまえると、食事は単なる栄養源ではなく「心と身体の両方を満たして癒してくれるもの」となります。
犬が犬らしく、猫が猫らしく、おいしい匂いを感じられて食べた後も満足感があり、そして健康な身体にもなれる食事が大切です。 

では具体的にどうすればいいのでしょうか?
最近のペットフードは種類がたくさんありますし、手作り食に関する情報もたくさんあります。

 手作り食は品質も含めて全ての原材料を確認出来る。
 ペットフードは記載されている原材料名しか確認出来ない。

 手作り食は調理の手間がかかる。
 ペットフードは手間がほとんどかからない。

 手作り食は内容によって必要な栄養素が不足することがある。
 ペットフードは必要な栄養素がきちんと揃っている。

こうやって書いてみただけでもペットフードと手作り食は真逆です。
どちらもメリット・デメリットがあるのでどちらかが良くてもう一方は良くない、なんてことはありません。
手作り食は栄養が不足しないようにメニューを考え続ける必要がありますし、ペットフードはずっと同じタンパク源のものを与え続けるとアレルギーのリスクが高くなるのでフードローテーションを行うなど与え方を工夫する必要があります。
愛犬・愛猫との生活は10年・20年と長いものになってくるので、それぞれの良い面をうまく取り入れつつ飼い主さん自身も無理なく続けていける食事を与えていくのが大切だと私は思っています。


T-Styleではペットフードの販売も行っています。
種類は多くありませんが、記載されている原材料や栄養成分を確認して厳選したものばかりです。
また、フードローテーションにも対応しています。
それぞれのワンちゃんの年齢や生活スタイル、お悩みに合わせてオススメのフードは異なってきますが、ホリスティックケアの考え方を踏まえて、単なる栄養源としてだけではなく+αの栄養が備わっているフードに変えてあげると身体の健康はもちろん、皮膚の状態や毛ヅヤなど目に見える部分でも良い変化が出てきます。
手作り食に関しても栄養バランスチェックやアドバイスなども行いますので、食事に関するお悩みはお気軽にご相談ください。

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